新しいお仕事をいただいた時、新刊が出来上がって出版社の方からお礼を言われた時にやりがいを感じます。
また、社員との会話で、「本はずっと残るものだから、いい本も残れば誤植のある本もずっと残る」と言われた時に強く責任を感じました。

元々ものづくりの仕事に携わりたいと考えていました。
その中でも、お客様のこういう本を作りたいんだというご希望やご要望に応え、一冊の本を作り上げる印刷会社の仕事に関心を持ち志望しました。

見積書の作り方を覚えるのに苦労しました。紙の枚数計算や製本代など、何度も同じ質問をして、その都度教えてもらいながら覚えていきました。

一番気分が盛り上がるのは、この成果物は自分史上最高の出来だぞ！ と思えた時。日々の成長を実感できる瞬間です。
提案後お客様からコメントを頂けることもあり、ニーズをガッチリ掴めた時のお褒めの言葉も、少し外してしまった時の厳しい言葉も励みになります。
またアプリケーションの機能をさらに活用できるアイディアを閃いた時には嬉しくて、印刷上問題がないか検証した上で、
チームメンバーにシェアして回ります。

面接時、弊社は元々印刷・製本から始まり現在では組版・編集へと書籍印刷の工程を遡るようにして業務を拡大してきたこと、
そしていずれは自社で書籍の企画から印刷・製本まで手掛けられる会社になりたい、と社長から説明を受けたため。
さまざまな業務にチャレンジさせてもらえそうだ！ とワクワクしたことを覚えています。歴史ある会社の、思いがけない攻めの姿勢に惹かれました。

ケアレスミスを減らしていくことに一番苦戦しました。
医書をはじめとした専門書を手がけているため、ほんの小さなミスが巡り巡って人命に関わってしまうかもしれません。
責任感を忘れず、要所要所で緊張感を持って作業するように心がけています。 また後輩の指導を受けもつことが増え、私の伝え方によって業務への理解度が変わってしまうことに緊張することがあります。
メンバー間で知識や技能に差が出すぎないようにそれぞれの経験に応じた指導を心がけていますが、先輩方に助けてもらうこともしばしば。
これからも精進していきたいです。

まず、自分が携わった仕事が書籍となり、できあがったものを見ると嬉しいです。
また、書店でその書籍を手に取っている方を目撃したときは、感慨深いものがありました。
ほかにも、実際にやりとりをしていた著者から書籍完成後にお礼を言われることもあります。そういったときはやはり嬉しいです。

以前から社会の役に立つ仕事をしたいと思っていました。学術書の制作に携わることは、未来を支える大切な仕事だと考え入社しました。
やりがいの部分にも少し通じますが、仕事をとおして誰かの役に立つことができればよいなと思い入社しました。

どんな仕事にも納期は必ずあると思いますが、それが立て込んでくるとやはり苦労します。
日ごろから問題が起きないようなスケジュール管理を心がけていますが、トラブルが発生してしまうことも時々あります。
その際には、部署内をはじめ関係する方々と話し合い、協力して乗り越えていくことが大切だと感じています。

書籍という、多くの人の目に触れるものの作成に携わっていることがやりがいです。
元々本が好きということもあり、読みやすく、見やすいレイアウトが確定したときは、個人的に満足感があります。
組版をした書籍の担当の編集の方から「綺麗に組んである」と褒めていただいたときや、自分が関わった書籍が書店に並んでいるのを見たときは とても嬉しいものです。

オンラインでの編集・査読システムに力を入れていると面接の時に伺い、実際にその仕組みを見せていただき興味深く思いました。
また、編集部や印刷部などもあり、書籍作成の工程を社内で一貫して行っている点も魅力に感じました。

時にお客様の指示の意図が読み取れず、要望通りのレイアウトとなっているかがわからない点や、非常に複雑な組版を短時間で行わないければならない点など、苦労は絶えませんが、やりがいのある仕事です。

以前、整形外科に通院していたときに、診察室に弊社で印刷をした本が何冊か置いてあり、
実際に医療の現場で活用されているのを目にして、自分の仕事が形に残り、世に出回っていることが実感できて嬉しかったです。

会社案内に書いてあった「ドイツ製の印刷機数台保有」という一文から、商品の品質のために設備投資を惜しまない会社という印象をもちました。
印刷業界で働いた経験がなく、就職先を考えるうえで何を入社の基準にするか悩んでいた私としては、そこが入社の決め手になりました。

入社のきっかけが苦労につながるという話になってしまうのですが、導入時にまだ日本に数台しかなかった印刷機を担当した際、
印刷機メーカーでも前例がないようなトラブルが起こり、解決と調整に相当苦労したこともありました。
そのことが結果的には印刷機に対する理解やスキルアップにつながったので、良い経験だったと今では思えますが（笑）。