①出版社へ訪問し、本や雑誌、パンフレットなどの要望をヒアリングします。
②ヒアリング内容に沿ってデザインやレイアウト、用紙の仕様などの企画提案を行い、見積もりを作成して提示します。
③受注後、印刷物の制作・印刷・納品までの進行管理を行います。
印刷に関する知識に加え、お客様とのコミュニケーションや交渉力が大切です。

InDesignなどのソフトを使用して印刷用・電子書籍用のデータを作成する仕事です。
お客様からデザインの指定をいただくこともありますが、弊社にてデザインを任されることもあります。お客様からお預かりしたデータを基に、図などは弊社専門部署にて描き起こし、文字データと組み合わせてレイアウトを行っていきます。お客様と緻密なコミュニケーションを取って、何度も修正を重ねていきます。
バランスの取れた文字組みや画像の配置、専門性の高い印刷用データ作成・チェックなど、地道な作業を確実に行う力が求められます。また、XML作成もDTPオペレーターが行っています。

Illustrator、Photoshopを使用して、イラストやグラフの作成、表紙やカバーなどのデザインを担当しています。イラストのオーダーは、ポップなものからリアルな描写までさまざまな種類があるため、自分の画風を活かせます。一方で、1つの仕事を数名で分担して行うこともあるため、絵柄を揃えることも重要です。グラフの作成などは地道な作業ですが、一冊の書籍のなかで多くの図版を作成し、そのすべてに同じルールを適用させるといった正確さが必要です。デザインでは、書籍の顔となる表紙やカバーなどをデザインするため、発想力も重要になります。

印刷機で使用される版（刷版）を作成する仕事です。主な工程として、以下の3つがあります。
①RIP処理：お客様や制作部からデータ(主にPDF)を受け取り、印刷可能な形式に変換します。
②プリプレス作業：元データの色や体裁の再現性を確保するため、カラーコレクションやフォントの埋め込みなどの設定、面付作業を行います。
③出力：校正用のDDCP（direct digital color proof：デジタルデータを紙に出力し色校正に利用する装置）や印刷機にかける刷版など、用途に合わせた機器で出力します。
印刷品質を確保するため他の部門と連携し、正確な製版作業を行います。
また弊社では、デジタル出力機（4色トナー）で印刷し、主に小部数の書籍や雑誌、チラシなどを、幅広く制作しています（オンデマンド印刷）。 出力機での印刷、断裁機・製本機で本の作成、カバー表紙のラミネート加工（PPフィルム）、本のデータ作成（スキャニング、Photoshop・illustrator使用）が主な業務内容になります。

主に印刷機や印刷用のさまざまな装置を操作して、印刷をする仕事です。
印刷物の仕様に合わせて印刷用紙のサイズを決め、断裁します。次にインキの量や印刷速度を調整し、印刷用の「版」をセットして、印刷を進めていきます。印刷中は色の一貫性や精度、画像の鮮明さ、文字の読みやすさなどのチェックを行い、印刷物のクオリティを確保します。必要に応じてプリントサンプルや印刷物の検査を行い、最終的な品質を確認します。

医学・医療に関する雑誌や書籍の編集作業をしています。原稿の執筆依頼、原稿整理、校正、進行管理などが主な仕事です。
雑誌では、専門の先生に特集内容や執筆者を決めてもらい、各著者に執筆を依頼します。原稿を入手したらルールに従って整理し、制作部へ入稿します。その後、ゲラ（校正紙）ができあがったら内容をチェックして、著者へ送り確認してもらいます。
単行本では、出版社の編集者と協力して、主に原稿整理や校正を担当します。数百ページの内容を、整合性をもって整理・校正していきます。
印刷後に誤字・脱字、誤情報の記載が発覚しても、修正はできません。そのため、チェックを重ねて確認を徹底するといった細部にこだわる力や、スケジュールどおりに進行をさせるねばり強さが求められます。